出版社内容情報
ルネサンス文学が到達したもう一つの金字塔。16世紀、西欧の文化・宗教を知るうえでも欠かせない基本書、初の日本語完訳。
内容説明
1545年、フランス・ボルドーで刊行された、バスク人司祭による小詩集。ルネサンス文学が到達したもう一つの金字塔。16世紀、西欧の文化・宗教を知る上でも欠かせない基本書にして、長らく待望された作品、初の日本語完訳。
目次
キリスト教の教え
十戒
最後の審判
祈り
恋人たちへの訓え
女に対する擁護
夫婦の詩
密かに恋をする者
恋人たちの別れ
妬み深い恋人
口づけを求めて
求愛
恋人たちの諍い
凶運とともに立ち去りなさい
かたくなな恋人の仕打ち
ベルナト・エチェパレ殿の歌
コントラパス
サウトゥレラ
著者等紹介
エチェパレ,ベルナト[エチェパレ,ベルナト] [Etxepare,Bernat]
生没年不詳(15~16世紀)。現フランス領バスク地方のガラシ(フランス語でシーズ)地域の生まれ。同地域のエイヘララレ(フランス語でサン・ミシェル)村で主任司祭を務めた。バスク語で印刷された最初の書物である『バスク初文集』(1545年)の著者として知られる
萩尾生[ハギオショウ]
1962年福岡県生まれ。名古屋工業大学教授。早稲田大学政治経済学部卒業、東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了。専門は地域研究(バスク語圏)
吉田浩美[ヨシダヒロミ]
1960年秋田県生まれ。神戸市外国語大学客員研究員、早稲田大学非常勤講師。早稲田大学第一文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻修士課程修了、同大学院人文社会系研究科言語学専門分野博士課程修了。博士(文学)。専門は言語学、現代バスク語諸方言の文法記述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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