出版社内容情報
『不思議の国のアリス』でアリスを導くうさぎに奥さんがいた!! 忙しい夫をもつ妻の家事や子育て。バシュレ特有の機知にとんだ世界
内容説明
『不思議の国のアリス』のシロウサギはなぜいつも遅刻するの?ハートの女王の宮殿でお仕えする以外の時間は何をしているの?結婚しているの?子どもはいるの?シロウサギの奥さんの日記を通して、この小さな家庭の私生活をのげき、子どもらのことを知れば、『不思議の国』の別の顔が見えてくるでしょう…
著者等紹介
バシュレ,ジル[バシュレ,ジル] [Bachelet,Gilles]
1952年生まれ。パリの国立装飾美術学校で5年間学ぶ。在学中に、ジャーナリズム業界で活動を開始。中退後、イラストレーターとして独立
いせひでこ[イセヒデコ]
伊勢英子。画家、絵本作家。1949年生まれ。13歳まで北海道で育つ。東京芸術大学卒業。創作童話『マキちゃんのえにっき』で野間児童文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Natsuki
71
なんて愉快な絵本(≧∇≦)♪『不思議の国のアリス』でお馴染みのシロウサギ ̄(=∵=) ̄彼の奥さまが綴る日記を通して、シロウサギ一家のドタバタな日常に迫ります(笑)献辞で原作者に対して詫びを入れるほどの思いきりの良さに拍手☆絵の隅々までユーモアに溢れていて、コネタを拾うのもまた楽しい(^w^)原書と読み比べたわけではありませんが、いせひでこさんの訳が秀逸であることは間違いありません!2015/10/06
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
52
「不思議の国のアリス」に刺激を受けた著書。あちこちにイギリス風味が加わっている。例えば、双子のうさぎさんが読んでいるのはピーターラビット。お父さんうさぎは The Independent。フランスの方なのに、珍しい😊絵が彼らのドタバタをうまく表現していてとても面白かった🐰乱雑な部屋でさえ素敵でした😊2025/02/24
たんたん(休みます)
48
不思議の国のアリスのシロウサギの奥さんのお話。おもちゃ箱のような楽しい絵本。隅から隅まで描かれたカラフルな絵。もう忙しいです(笑)娘のために作った「にんじん料理集100」なんて目がチカチカする〜なんて思うけど一つずつレシピ名を確認しながら見ずにはいられない。笑える名前が何個もあるはず。アリスもチェシャ猫も出てきてアリスファンもきっと楽しめる、奥さんの日常の愚痴を頷ける忙しい主婦も楽しめる、訳がいせひでこさんなのでいせさんファンも楽しめる、贅沢な絵本。絵にも色々隠れているようなのでそれを探すのも楽しい。2014/10/13
tokotoko
39
この本は、お母さん達や奥サマ達にオススメしたいです!「ちょっと毎日忙しすぎて・・・疲れてきた~!」って思われた頃が読み頃です!不思議の国のアリスのシロウサギの奥さんが超久しぶりに書いた日記です。いせひでこさん訳の楽しーい文が並んでます。絵もホントに楽しいよ!色んなものが隠れてて!夏休みに、お子さんと読んでみても楽しいと思います。いつも言えないでいるお母さんの気持ち、きっと伝えてくれます。よかったら、ご主人にも貸してあげてね!もしかしたらもーっと優しくなるかも、です!何回読んでも飽きない1冊です。2014/07/19
hiro
25
「不思議の国のアリス」の白ウサギの奥さんの日記です。その時点で面白い(*´∇`*)所々に色々隠れていて それを見つけると クスッと笑顔になれます♡白ウサギの奥さんも悩みも 人と同じですね♡旦那さま、奥様の悩みに早く気づかないと 日記に何でも書いてしまい大変なことなりますよ~(笑)(^○^)2014/08/03




