出版社内容情報
温泉学教授として著名な著者が、科学的な温泉の効用に本格的に取り組み、その最新成果をわかりやすく紹介。温泉の魅力を再発見する。
松田 忠徳[マツダ タダノリ]
著・文・その他
内容説明
日本一の温泉教授が、わたしたちの心身を癒す温泉のすばらしい効き目を科学的・歴史的に解明!
目次
“予防医学”としての温泉の効用
温泉利用の原点
江戸時代の温泉入浴
将軍、大名、武士の温泉入浴
温泉で治す
温泉のもたらす文化
著者等紹介
松田忠徳[マツダタダノリ]
1949年北海道生まれ。東京外国語大学大学院でモンゴル学、モンゴル国立医科大学大学院で伝統医学を学ぶ。文学博士、医学博士。国際的な温泉学者として、温泉観光学から温泉文化論、温泉医学まで活動範囲は多岐にわたる。札幌国際大学観光学部教授を経て、現在グローバル温泉医学研究所所長、及びモンゴル国立医科大学教授、北京徳稲教育機構教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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パフちゃん@かのん変更
24
温泉の抗酸化効果は侮れない。温泉浴で血流促進、皮膚水分量大幅増加。ストレス解消、免疫力向上。日頃から、免疫力を高めておくには体を冷やさないことが肝要。有名温泉の歴史や効能も書かれていたが、私にはちょっと難しい。温泉は大好きだし、結構行ったものだが、この頃はあまり出かけていないので寂しい。2023/05/04
ichi
19
【図書館本】温泉の効能を科学的に分析すると、抗酸化作用がある。生活習慣病予防としてガン予防として、老化予防としてとても効果があるそうです。2018/07/01
こぽぞう☆
11
図書館本。私も温泉好きだから、納得できたり、参考になったりする部分もあったが、「トンデモ」ぶりも目につく。野菜摂れなくても温泉入ればいい的な?とか、ガンを完全に生活習慣病としてるとことか。2019/12/06
toshi
11
温泉博士こと松田忠徳氏の書いた温泉雑学集。 やっぱり温泉は源泉掛け流しじゃないとダメなのか・・・・。2016/12/22
おせきはん
10
温泉の効能の科学的な検証結果とともに、日本人と温泉との関わりの歴史が書かれています。温泉浴には科学的な効能があるだけでなく、心にもいい影響があると繰り返し強調されていたのは同感です。豊臣秀吉や徳川家康が温泉好きだったエピソードなども興味深い内容でした。また温泉に行きたくなりました。2017/09/15