ソボちゃん―いちばん好きな人のこと

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ソボちゃん―いちばん好きな人のこと

  • 有吉 玉青【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 平凡社(2014/05発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582836479
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

生涯娘の有吉佐和子を支え、孫娘の著者を導いてくれた「ソボちゃん」こと秋津。最愛の人との日々を通して綴られる、有吉家の物語。

内容説明

名作『紀ノ川』の文緒のモデルであり、生涯、佐和子を支え続けた「祖母」、秋津。そして、彼女は人気作家の母にかわり、幼い孫娘を育て、励まし、導いてくれた、大好きな「ソボちゃん」だった…。最愛の人との、甘やかで痛切な日々を通して描かれる、祖母から母、娘へと流れる、有吉家の女三代の物語。

目次

バタビアの夢
鬼を喰う
ほんとうの晩年
いつも大きな鞄を持っている

著者等紹介

有吉玉青[アリヨシタマオ]
作家・大阪芸術大学教授。1963年、東京生まれ。早稲田大学哲学科、東京大学美学藝術学科卒業。東京大学大学院在学中の1989年、母・佐和子との日々を綴った、『身がわり』を上梓、翌年、坪田譲治文学賞受賞。その後、渡米し、ニューヨーク大学大学院演劇学科修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ハイク

121
テレビ推薦本だったと思う。「ソボちゃん」のソボは祖母のことである。世に文豪の娘が両親の事を書く人が多く、何人か読んだ事があるが、おばあちゃんのことを書くのは珍しいのではないか。母である有吉佐和子が娘の面倒を見る暇もなく、文筆業に忙しい日々を過ごしていた。それでソボちゃんが著者の面倒を見ていた「おばあちゃん子」であったのだ。ソボちゃんの話は面白くまた素晴らしい人であった。娘、佐和子の秘書役をこなしたというスーパーレディーでもあった。後半は母の事も書いてあり、娘玉青も母の血を引いていた。気軽に読める本である。2015/01/25

chimako

96
有吉家の女性三代、おばあ様とお母様と玉青さん。三人暮らしの毎日。おばあ様の母親にはない鷹揚さや孫娘に対する眩しさや若い頃に外国で子どもを育てたキリリとした佇まいが目に浮かぶようだった。忙しくてなかなか家に居ない母親と高校生になっても同じ部屋に寝るおばあ様。家事はお手伝いさん。男の人が居ない家。自分の育った環境とは違いすぎるが。表紙のおばあ様は孫娘との写真に少し照れて、それでもとても満ち足りた表情と受け取れる。玉青さんのソボちゃんのようなおばあちゃんになりたいが、いまのところ残念ながら予定はない。2017/04/16

らむり

40
有吉家女三世代の光と影のお話。玉青さんの作品は大好きですが、これからも読みたくなる一冊です。2014/07/20

miyu

24
1時間半で読了。語り口が今一つ自分の好みではなかった(でした、でしょう、ます、な文体が苦手)そしてタイトル及びサブタイトル(いちばん好きな人のこと)から、多忙な作家・佐和子に代わって筆者を育てた祖母の秋津さんについての記述を期待したが、どちらかというとお母様がらみの玉青さんの主観的な思い出話を延々と読むはめになり拍子抜け。しかし佐和子さんが亡くなった後の家族にしか分からない気苦労を初めて知り、玉青さんの素直で優しいが芯の通った感じは充分に伝わった。テレビ等の報道を通してだけでは、本当のことは判らないのだ。2015/01/18

Ikutan

22
著者の母親は、偉大な作家、有吉佐和子さん。でも、子どもの頃の玉青さんにとっては、ただの母親でしかなく、色々思うところがあった様子。そんな子ども時代から 母親代わりに玉青さんを育ててくれた祖母『ソボちゃん』とのエピソード。向学心旺盛で誇り高くそして、物事の本質を見抜くのに長けていたソボちゃん。佐和子さんの執筆以外の雑事も全て請け負っていたとのことですからスーパーおばあちゃんだったのですね。そんなソボちゃんに愛された玉青さんの素直な言葉が優しく感じられる一冊でした。2014/08/22

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