内容説明
あの戦後から高度成長期、人々は何を、どう貪り読んだか?懐かしい名作をいま探訪し直し、読書の力の再生へと誘う。
目次
プロローグ 戦後読書ブームと日本人
1章 戦争/平和もの名作の同時代史
2章 『女の一生』はなぜ『人形の家』に勝てたのか
3章 何でも純愛ものにしてしまう時代
4章 戦後も有効だった子育て法
5章 『宮本武蔵』は求道文学などではなかった(!?)
6章 名作たちの成績表
7章 戦後最大の「国民文学」『風と共に去りぬ』
エピローグ 読書ブームの再現は可能か
著者等紹介
藤井淑禎[フジイヒデタダ]
1950年、愛知県豊橋市生まれ。日本近現代文学・文化研究者。立教大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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