内容説明
食生活、物の持ち方、人付き合い、季節のたしなみごと…。使い捨てや、お金やモノに頼る生活を卒業して一歩ずつ大人になるためのアイデア集。
目次
第1章 買うのをやめてみた(台所編;日々の生活編 ほか)
第2章 コンセントを抜いてみた(「消灯」と「停電」の間に流れる深い河;ごはんは羽釜で ほか)
第3章 自分の定数を知ろう(ランチョンマットとコースターという乙女の罠;自分に必要な数は生活によって変わることを知っておこう ほか)
第4章 ものに頼らずに心を通わせよう(携帯なしのデート;ゲーム機ではなくトランプを ほか)
著者等紹介
大平一枝[オオダイラカズエ]
長野県生まれ。雑誌・書籍を中心に、インテリア、くらし、独自のライフスタイルをもつ人物ルポなどを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さゆ
45
こういう生活ができたらなと思う。でも、決して言い訳ではないけれど、それはそれで何かを犠牲にしないとならないのだろうな。たとえば水筒。持てばいいのは解っているけれど、麦茶を沸かせばやかんを洗わなければならない。麦茶のカスも捨てなければならない。生協でまとめ買いをしてあれば、呑み終ったら軽く洗ってつぶして捨てるだけ。1分もかからない。そういう細かい時間の積み重ねで、私がかろうじて自由に使える時間は生まれる。仕事を辞めたら、こういう生活してみたい。2013/06/26
ケロコ
31
【図書館】この本を読んでいたら太郎が「ごめんなさい!もう買いません!」と言った。雨が降ってきてビニール傘を買って帰ったらしい。我が家はビニール傘を買うのは基本的には禁止なのだよ。最近涙脆くなってきたせいか、最後の章でうるうるしてしまった。季節を感じて日々丁寧に暮らしている大平さんを敬服する。大平さんに会いたい。と思った午後7時半なのであった。私も丁寧に暮らして自分に自信が持てるようになったら、大平さんに会いに行こうと思う。会ってくれるかは別として。。。2016/12/20
ごへいもち
26
タイトルから断捨離系の本かと勘違い。お気楽で暇な人だなぁ。一応この本を読んで浴室にあるオイル(何年前のもの?)を捨てる気になったがビニール傘は捨てられなかった。9/27オイル類を捨ててついでに浴室のラックを掃除。傘はチェックして汚れたり骨が折れてた傘を数本捨てた2012/09/22
yomineko@ヴィタリにゃん
25
日々の暮らしを解説。なるほど!梅干しってこんなに簡単に作れるの?と目からウロコだけど、「シャーペンの芯が亡くなり入れるのが面倒で新しいのをつい買う」という文章に「なんだこの人は」と思ってしまった。2019/01/12
にゃも
22
とても、とても面白く読めました、途中までは。特に第1章の『買うのをやめてみた』と第2章の『コンセントを抜いてみた』は、ずぼらで怠け者でめんどくさがりの私でもできちゃうかも♪なんて錯覚しちゃうようなこと満載でわくわくでした。コラムの最後に書かれている『物理的に何が得られるか』『精神的に何が得られるか』も、特に精神的に…の方が面白かった。がしか~し、段々「ほ~ら、私はこんな素敵なことしてるのよ~、みんなと違って。」的な感じが見え隠れしてきて残念。と思ってしまうひねくれた読者でホント申し訳ない。2014/11/01