果因果因果因

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582835465
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

お前の中の俺を返せ!サクセスを夢見て玄界灘を渡った無名歌手、場末の回転寿司で働く全てがかったるい青春、ハッテンバで成り上がり実業家となる双子らが交錯し、マヌケでくだらない日常を生き抜く―。映画やマンガのような生き方に憧れ、人生の虚妄にまどう若者に贈る連作小説集。

著者等紹介

根本敬[ネモトタカシ]
1958年、東京都生まれ。81年、雑誌「ガロ」でデビュー。以来、「特殊漫画家」を名乗り、漫画、映像、文章と多分野にわたり活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふみ

35
連作短編なんですが、繋がりはチャカとカーンだけ。時系列もバラバラ。まことに因果としかいいようのない連作w 登場人物全員ダメ人間で、共感しちゃいけないぞ!と思いつつも捨てきれない愛しさはなんなんだろ?限りなく芥川賞(これも自分探し系小説に贈られる賞だと仮定すればですが)に近い小説って誰か言ってたけど、分かる気がせんでもない。ご縁と因果の違いをなんとなく体感いたしました。2014/12/12

garth

5
チャカ姜 なんか書き慣れてきたのか普通の小説としておもしろく読める感じ。2013/01/07

kokada_jnet

3
初の小説集。とはいえ、いつもの根本ワールド。エビスさんやCKBも登場。平凡社から出ているというのが、一番のインパクトだな。2012/03/24

河村祐介

3
諸処あって奇異な感じで見られガチですが小説としてしっかり強度がある。ある意味でリアリティという意味では実はこっちの方がでかいような。2011/10/15

さばお

3
4つの短編集。このインパクトのあるタイトルと表紙が気になって手に取りました。どこまでもシュールでごった煮な感じ。この独特な感じがなんとなくハマりますw アリラン・プレスリーと寿司屋の話が面白かったです。2011/11/29

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