内容説明
聡明で快活な少女時代、ご公務に子育てに奮闘された皇太子妃時代―いつも変わらぬ笑顔で人々に心を寄せられる皇后美智子さま。慈愛と献身に満ちた77年の人生を115点の写真とともに振り返る。
目次
第1章 運命の少女―少女時代~ご成婚前 一九三四(昭和九)年~一九五九(昭和三十四)年(正田家に生まれて;戦争と疎開;軽井沢日記―恩師への手紙に見る心の成長 ほか)
第2章 日本一の旧家に嫁ぐ―皇太子妃殿下 一九五九(昭和三十四)年~一九八九(昭和六十四)年(皇太子殿下ご成婚―日本が戦後を脱した日;「皇太子妃」という仕事;皇室に吹いた新しい風 ほか)
第3章 祈る皇室から行動する皇室へ―皇后陛下 一九八九(平成元)年即位(金婚式―五十年の歩み;国民とともに歩む開かれた平成の皇室;慰霊と鎮魂の旅 ほか)
著者等紹介
渡辺みどり[ワタナベミドリ]
1934年、東京都生まれ。ジャーナリスト。早稲田大学卒業後、日本テレビ放送網入社。1980年、ディレクターとしてドキュメント番組「がんばれ太・平・洋―三つ子15年の成長記録」で日本民間放送連盟賞テレビ社会部門最優秀賞受賞。1959年の皇太子成婚パレード中継に関わり皇室報道で活躍。昭和天皇崩御報道の総責任者。1995年、『愛新覚羅浩の生涯―昭和の貴婦人』(読売新聞社/2010年に中央公論新社より文庫化)で第15回日本文芸大賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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