内容説明
ひたすら、わたしの道、わたしの童話。―著者に書き送られた膨大な数の作品評と手紙をひもといてつづられた、師・坪田との知られざる交流史。ふたりの作家と、現代童話がまぶしく輝きはじめた時代の素顔を活写。
目次
第1章 童話修行の始まり
第2章 「批評ノート」が二冊目になった頃
第3章 修行深まる日々のなかで
第4章 おしよせた転機の数々
第5章 恵まれたデビュー
第6章 巣立ちの時
第7章 こころざす頂きに向って
著者等紹介
岡野薫子[オカノカオルコ]
1929(昭和4)年東京都生まれ。科学雑誌の編集や教材スライドの企画制作、科学映画のシナリオライターなどを経て、60年ごろから児童文学の創作活動に入る。64年に発表した『銀色ラッコのなみだ』で作家デビュー。サンケイ児童出版文化賞などを受賞した。翌年の『ヤマネコのきょうだい』では野間児童文芸推奨作品賞を受賞。後にライフワークとなる、「森のネズミ」シリーズを83年から、「うさぎのおみせやさん」シリーズを98年から書き始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。