近代スポーツのミッションは終わったか―身体・メディア・世界

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  • サイズ A5判/ページ数 262p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784582834277
  • NDC分類 780.4
  • Cコード C0075

内容説明

スポーツはいずこより来たりて、いずこに向かおうとしているのか。「スポーツ史」、「文化人類学」、「思想・哲学」と、それぞれ立場の異なる3人が、「スポーツ」という共通の土俵で、徹底討論する。

目次

プロローグ 近代スポーツのミッションは終わったか―「透明化する身体」のゆくえ
第1章 スポーツからみえる「世界」を語りあう
第2章 オリンピックからみえる「世界」を語りあう
インターリュード 身体の贈与経済
第3章 「二一世紀の身体」を考える
第4章 グローバリゼーションとスポーツ文化
エピローグ 「北京奥林匹克」、祭りの後で

著者等紹介

稲垣正浩[イナガキマサヒロ]
1938年生まれ。スポーツ史・スポーツ文化論。「ISC・21」主幹研究員、神戸市外国語大学客員教授。スポーツ史学会前会長。近代スポーツが陥った「過剰な」競争原理からの離脱と移動の方法を模索。東京・名古屋・大阪の三都市を巡回する「21世紀スポーツ文化研究会」を主宰

今福龍太[イマフクリュウタ]
1955年東京生まれ。文化人類学者・批評家。東京外国語大学大学院教授。南米を中心とするフィールド・ワークをベースに、文化のクレオール現象に注目。近代合理主義を超克する新たな道を模索。遊動型の野外学舎「奄美自由大学」を主宰

西谷修[ニシタニオサム]
1950年愛知県生まれ。フランス文学・思想。東京外国語大学大学院教授。二〇世紀フランス思想の研究をベースに、西洋的知の臨界領域を探りながら、死、戦争、世界史、生命、宗教などの諸問題を独自の視点から論じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kapo54

1
シンポジウムの対談をまとめたもの。今福龍太、西谷修が参加している。スポーツの文化的側面を取り上げたレベルの高い論考は貴重だと思う。ちょっと想像力を働かせすぎじゃないの?と思う議論もあるが、とても刺激的だった。2019/06/12

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