内容説明
川端康成、島崎藤村、池波正太郎ら、多くの文人に愛され、数々の文学やサブカルチャーの舞台となった旧浅草區域を歩き、まちの記憶に耳を澄ます。とびきりの下町散歩。
目次
1 柳橋―舟宿と花柳界の灯はいずこ
2 浅草橋―人形の町はオモチャもいっぱい
3 蔵前―川沿いの米蔵、問屋の町の移り変わり
4 三筋~小島~鳥越―三味線堀とおかず横丁のにおい
5 元浅草~寿~駒形―職人と寺の町でお墓めぐり
6 雷門~浅草寺界隈―下町文化の中心、六区周辺の賑わいは今
7 花川戸~浅草―観音裏に残る芝居町の記憶
8 松が谷~西浅草―かっぱ橋道具街の周りに眠る人たち
9 今戸~橋場~清川―今戸心中の舞台で招き猫に出会う
10 千束~日本堤―吉原の女たちと一葉ゆかりの町
著者等紹介
森まゆみ[モリマユミ]
1954年東京生まれ。作家、地域雑誌「谷中・根津・千駄木」編集人。『鴎外の坂』(芸術選奨文部大臣新人賞)、『「即興詩人」のイタリア』(JTB紀行文学大賞)など著書多数
平嶋彰彦[ヒラシマアキヒコ]
1946年千葉県生まれ。写真家、編集者。毎日新聞写真室長など歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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