内容説明
カリフォルニア油田開発を巡る、果てしなき闘争を描く大河小説の金字塔、80年ぶりの復刊。
著者等紹介
シンクレア,アプトン[シンクレア,アプトン][Sinclair,Upton]
1878‐1968。作家・ジャーナリスト・社会活動家。アメリカ・ボルティモア生まれ。ニューヨーク市立大学、コロンビア大学に学び、若くして新聞・雑誌で執筆活動を開始。シカゴの精肉産業の内幕を描いた『ジャングル』(1906)で注目を集める。その後、「ラニー・バッド・シリーズ」全11巻(1940‐53/第3巻『龍の牙』でピュリッツアー賞受賞)等の小説、評論、戯曲など、社会正義への信念に基づいた旺盛な執筆活動を展開。一方、ジャック・ロンドンとの大学社会主義協会設立(1905)、芸術家コロニー「ヘリコン・ホーム・コロニー」運営(1907)、「カリフォルニア州から貧乏を追放しよう」というスローガンを掲げてのカリフォルニア州知事選出馬(1934)など、生涯にわたって社会活動を続けた
高津正道[タカツセイドウ]
1893‐1974。社会運動家・政治家。広島県三原市生まれ。早稲田大学在学中「暁民会」を組織し、日本共産党(第一次)の創立に参加。その解党後は、社会民主主義の立場から精力的な活動を展開。1937年、人民戦線事件で検挙。戦後は日本社会党の結成に関わり、衆議院議員を務めた
ケート,ポール[ケート,ポール][Cate,Paul Stinson]
1904‐?米国人宣教師の長男として東京で生まれる。明治学院・慶応等で英語教師を務める。「東京インターナショナル倶楽部」を主宰。昭和初年、高津と共に翻訳活動を行なう。太平洋戦争中に消息不明となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
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