コーヒーハンター―幻のブルボン・ポワントゥ復活

電子版価格
¥1,496
  • 電子版あり

コーヒーハンター―幻のブルボン・ポワントゥ復活

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582833881
  • NDC分類 619.89
  • Cコード C0061

内容説明

インド洋に浮かぶレユニオン島で、ルイ15世が愛した幻のコーヒー「ブルボン・ポワントゥ」の香りが、21世紀によみがえる。世界中をめぐってコーヒーづくりに携わった日本人の矜持と情熱により、絶滅の淵から救われたコーヒーの再生と復活の物語。それは、「サステイナブル・コーヒー」のあり方を考えさせるコーヒー環境論でもある。

目次

第1章 エルサルバドル
第2章 内戦のさなかに
第3章 ジャマイカ、ハワイ、スマトラ、そしてレユニオンへ
第4章 ブルボン・ポワントゥの再発見
第5章 歴史に翻弄されたレユニオン島
第6章 ブルボン種とブルボン・ポワントゥ
第7章 カフェ・レユニオンの人々
第8章 よみがえったブルボン・ポワントゥ
第9章 ムッシュ・ポワントゥ

著者等紹介

川島良彰[カワシマヨシアキ]
1956年、静岡県静岡市に生まれる。75年、静岡聖光学院高等学校卒業と同時にエルサルバドルのホセ・シメオン・カニャス中米大学に留学。その後休学してエルサルバドル国立コーヒー研究所に入所し、コーヒー栽培技術を学ぶ。カリキュラム修了後、内戦のため一旦帰国したが、再び研究員としてコーヒー研究所に戻る。81年、UCC上島珈琲株式会社に入社し、ブルーマウンテン・コーヒー、コナ・コーヒー、マンデリン・コーヒーなどの農園開発に携わる。マダガスカル島でのマスカロコフェアの保護・保全と低カフェインコーヒーの開発、レユニオン島のブルボン・ポワントゥの復活と産業化などにも尽力。2007年、執行役員農事調査室長を最後に退職し、現在、株式会社グランクルーカフェ取締役社長の傍ら、日本サステイナブル・コーヒー協会理事長も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたちゅう

1
出だし、コーヒーの品種や産地の話から始まり、文章もプロの文体でないので若干分かりにくく面食らうが、読んでいくと必要な説明も尽くされ、慣れてくる。20年以上に渡る、文字通り世界を股にかけたコーヒー関係の仕事ぶりが楽しい。好きでやっていることがよくわかり、どんな分野にも通用するビジネスのエッセンスが感じられ、勉強になる。コーヒーの基礎知識が総花的に分かるのでは?という期待を持ち勝ちだが、違った切り口で一気に楽しく読めた。良著。2011/03/21

rinichiro

1
100g7000円という無茶苦茶な値段で販売しているコーヒー豆、ブルボンポワントゥ復活を手がけた人の自伝。よくある成功者の苦労自慢ではなく、俺はコーヒーが好きだあ!って本。面白いすよ。

Masa

0
ずっとアラビカとロブスタだと思っていた。笑 あと、彼の冒険家のような人生がかっこいい! 2016/12/01

takazou

0
読み終わってまず一杯2014/04/14

subdub

0
UCC上島珈琲の従業員が幻のコーヒーを復活させる話。ちょっと調べたら100gのコーヒー豆が8400円であったり1杯のコーヒーが2500円のようだ。 コーヒーの種類はロブスタ種とアラビカ種しか知らなかったけれどまだまだ知らない種類があるのが分かった。今後新たな種類が出てきそうで著者の活躍に期待。2013/10/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/203794
  • ご注意事項

最近チェックした商品