書痴斎藤昌三と書物展望社

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582833133
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0000

内容説明

1920年代後半から30年代は、日本近代出版史の中で質の高い書物と書物文化興隆の時代で、斎藤昌三はその中心を担った人物。「愛書趣味」「書物展望」などの雑誌、選ばれた著者と内容の良さで「書物展望社本」と呼ばれる凝った限定本は、書物愛好家の中で現在でも高い人気を誇る。著者は斎藤昌三との長いつき合いの中から、その波乱に富んだ生涯と作品、そして書痴たちとの交遊を描き出す。巻頭口絵にカラー書影16ページ。

目次

1 座間時代・横浜時代
2 「おいら」の時代
3 「いもづる」と関東大震災
4 「愛書趣味」の時代
5 「書物展望」の時代
6 晩年と没後
7 書物展望社本と斎藤昌三の著作

著者等紹介

八木福次郎[ヤギフクジロウ]
1915年兵庫県明石市生まれ。33年旧制加古川中学校卒業後、上京して古今書院に入社。36年より『日本古書通信』の編集に携わる。63年日本古書通信社代表取締役となり、今日にいたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

2
風変わりな装丁で限定本・豪華本を世に出した書物展望社とその主・斎藤昌三の生涯を作品を追っている。書物展望社が出した作品のいくつかが口絵カラーで紹介されているのが嬉しい。日本を代表する(?)奇人、三田平凡寺や淡島寒月とも接点があったんだ。奇人は、奇人を呼ぶのか。2013/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/159947
  • ご注意事項

最近チェックした商品