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深夜倶楽部
池波正太郎のそうざい料理帖〈巻2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582832457
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

晩酌料理人のすすめ。昭和の味がする献立。レシピと作り方イラスト付き。

目次

食べる―はじめに
第1部 明治・大正・昭和の味(江戸前の酒肴二品―葱と鶏皮の吸物、合鴨と葱の炒りつけ;鰻の食い方―蒲焼、鰻ざく ほか)
第2部 むかしのホテルの味、レストランの味(トロワグロの料理―兎のソテー;プチホテルの朝食―ジャムとフランスパン ほか)
第3部 食通がうなる味(鮨と天ぷら談義―名人秘伝の料理法;味自慢談義―イカブツ、サンドイッチ=男の料理法 ほか)

著者等紹介

池波正太郎[イケナミショウタロウ]
1923年、東京・浅草生まれ。下谷西町小学校を卒業後、兜町の株式仲買店に勤める。中学時代より高給を取るようになり、銀座界隈の名店・高給レストランを食べ歩くようになる。また三日にあげず芝居・映画に通う。海軍に招集され鳥取で敗戦を迎える。戦後、東京都の保健所の職員として勤務するなかで、読売新聞社の演劇文化賞に戯曲作品を応募、46年「雪晴れ」で入選する。その後、作家・長谷川伸の門下になり、新国劇の脚本・演出を担当する。長谷川伸のすすめで小説も手がけるようになる。1960(昭和35)年「錯乱」で直木賞、77年「鬼平犯科帳」その他により吉川英治文学賞、88年に菊池寛賞をそれぞれ受賞する。代表作ともなった「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」「剣客商売」などのシリーズが絶大な人気を博しているなか、90年5月急逝する

矢吹申彦[ヤブキノブヒコ]
1944年、東京・世田谷生まれ。桑沢デザイン研究所をへて67年フリーに。69年より75年まで、月刊「ニューミュージック・マガジン」誌の表紙絵を描き、一躍時代の先端をゆく人気イラストレーターに。映画監督の伊丹十三の知遇を得、氏の原稿のイラストや本の装幀を何冊も手がけるようになる。71年「100%STUDIO展」をイラストレーターの河村要助、湯村輝彦と共催する。92年より95年まで、月刊「東京人」誌を飾った表紙絵は評判を呼んだ。また、本書で見せた年季の入った料理の手さばきは、伊丹十三氏直伝である
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koji

2
おそらく、今はわざわざ手に取る人はいないでしょう。私は、「THE BOOKS 365人の本屋さんがどうしても届けたい「この一冊」」で紹介されていた「池波正太郎のそうざい料理帖<巻1>」を読みたかったのですが、手に入らず<巻2>を読みました。それなりに面白いのですが、<とりもり>さんが書いているように、ちょっとがっかりの1冊ですね。ただ、池波さんと荻昌弘さんの対談は良かったですね。2013/04/23

sekitak

1
死ぬるために食べているんだから、念には念を入れて、、という冒頭の件でやられてしまう。池波正太郎自身の食べ物に関するいくつかの対談が興味深い。2011/11/18

とりもり

1
典型的な「二匹目のドジョウ」を狙って失敗した本。一冊目には、タイトルに「巻一」が入っていないこと、出版時期に1年半のタイムラグがあることから見て、一冊目の好評に味をしめて続編を企画したことがありあり。「そうざい料理帖」と銘打っていながら、そうざい関連のエッセイは3分の1程度で、あとはフランス旅行で食べた料理の話だったり、食に関する対談だったり。。。一冊目の、池波先生が語る美味しそうなそうざい話を期待すると、がっかりすること請け合いの一冊。辛口の★☆☆☆☆(星1つ)2011/10/28

Baten Teiji

0
こま切れ肉を使うときでも、私なりに(念には念を入れて・・・)食べているつもりだ。死ねるために食うのだから、念を入れなくてはならないのである。なるべく(うまく死にたい・・・)からこそ、日々、口に入れるものへの念をかけるのである。  池波正太郎さんの食エッセイは面白いなぁ~2013/10/25

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