出版社内容情報
8世紀の陸奥で大和朝廷に敢然と牙を剥いた男がいた。
いま甦る古代東北の歴史ロマン!
直木賞・山本周五郎賞受賞の快挙を成し遂げた著者が放つ、受賞第一作。
内容説明
8世紀の陸奥国。大和朝廷に敢然と牙をむいたひとりの荒蝦夷がいた。その名は呰麻呂。彼はいったい何を守り、何のために闘ったのか。新直木賞作家・熊谷達也が、蝦夷の英雄・阿弖流為と坂上田村麻呂の戦いに先立って蜂起した服わざる者たちの大いなる神話的世界を描く、待望の古代東北歴史ロマン。直木賞・山本賞ダブル受賞作家待望の受賞第一作。
著者等紹介
熊谷達也[クマガイタツヤ]
1958年、宮城県仙台市生まれ。東京電機大学理工学部数理学科卒業。中学校教諭、保険代理店経営を経て、1997年、『ウエンカムイの爪』で第10回小説すばる新人賞を受賞。2000年には『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞を、2004年には『邂逅の森』で第131回直木賞と第17回山本周五郎賞をダブル受賞。東北の風土に根ざした独自の作風に注目が集まっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さんつきくん
11
8世紀の東北・北上川(日高見川)沿いが舞台。東北の先住民族・蝦夷たちの物語。前作「まほろばの疾風」はアテルイを主人公とした物語だったが、本作はアテルイの父アザマロを軸に、道島御楯、遠田公押人らの視点で描かれた物語。残酷な描写が多い。そんなに切り捨てて大丈夫かなって、思ってたら案の定だった。「義」と「裏切り」の駆け引きは闘う者にしか解りあえない世界が双方にあるんだろうなって、読んでて思いました。この指導者に、この土地と共に生きると誓った、東北人の物語。2014/08/10
ぼっこれあんにゃ
5
○大和朝廷と蝦夷の争いをテーマとした小説。砦麻呂を蝦夷のヒーローとして描くのではなく、容赦のない残虐性も漏らさず記述しているところに作者の気合いを感じる。2016/04/14
藤枝梅安
5
蝦夷の英雄・阿弖流為(あてるい)と坂上田村麻呂の戦いに先だって蜂起し 陸奥国・多賀城を攻略した呰麻呂(あぜまろ)の物語。 呰麻呂は阿弖流為の父である。自分の部族を守りつつ大和の支配をはね除けるため、 策略・謀略を尽くして生き抜いた呰麻呂。その最後はあまりに意外なものだった。2009/08/21
Riopapa
4
古代の東北が舞台。若き日のアテルイや坂上田村麻呂が登場。2021/09/11
星辺気楽
3
「邂逅の森」に比べると表現力がいまいちだけど、戦闘の場面などその迫力には凄いものがある。このあとのアテルイの活躍を描いてほしい。 2016/06/17
-
- 電子書籍
- ニューノーマル68 コミックアウル
-
- 電子書籍
- あの夜、社長の子供を授かりました第17…
-
- 電子書籍
- 置き去りにされた花嫁は、辺境騎士の不器…
-
- 電子書籍
- 転生ドールは魔王様の偏愛に困っています…




