司馬遼太郎の「武士道」

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582832303
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

名こそ惜しけれ―司馬史観の核心といえるこの志は、日本人を支えてきた武士道の心であり、幕末、維新の英雄たちの思念でもあった。司馬作品の主人公の青春像を通して、その本質を探る異色司馬学。父から子へ語り継ぐ国民作家の遺産。

目次

序章 父から子へ語りつぐ司馬遼太郎
第1章 日本人はなぜ「名」を惜しんだのか
第2章 『竜馬がゆく』―おちこぼれ少年と「青春革命」
第3章 『燃えよ剣』―なぜ、この男は女性の心をつかむのか
第4章 『世に棲む日々』―「名こそ惜しけれ」の精神医学
第5章 『峠』―「時流」に負けず、「流行」に流されず
第6章 『菜の花の沖』―船頭嘉兵衛の倫理観
第7章 『翔ぶが如く』―この国の「かたち」をどうするか
第8章 『歳月』―国歌設計をめぐる「悪魔」的な戦い
第9章 『坂の上の雲』―近代日本人はこうして「登場」した
終章 父はどんな「背中」を子に見せるべきか

著者等紹介

石原靖久[イシハラヤスヒサ]
昭和21年静岡県生まれ。成蹊大学卒。編集者歴35年
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Alice@JazzCafé

2
日本人の必読書です。単なる司馬遼太郎の小説の解説本ではありません。「大切にしたい心とは何か」について考えさせてくれる本です。「燃えよ剣」の土方歳三がどうして女性のハートをつかむのか、坂本龍一がなぜヒーローなのか、この本を読んであらためて納得しました。2010/02/08

うたたぎ

1
司馬遼太郎さんの作品を色々読みたくさせるほんでした。

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