内容説明
いったいなにがあったの?家中ひっかきまわして大さわぎ。なんだか誰かにそっくりだね。やわらかな色とやさしい語りかけで贈る韓国のファンタジー。
著者等紹介
イホベク[イホベク]
1962年ソウル生まれ。ソウル大学校応用美術学科でグラフィックを専攻後、高麗大学校大学院でコミュニケーション学を学ぶ。89~93年フランス在住。94年にソウルで絵本の企画会社「チェミマジュ」を設立、現在「図書出版チェミマジュ」代表として絵本の企画および出版分野で活躍している
黒田福美[クロダフクミ]
1956年東京生まれ。桐朋学園大学演劇科卒業。映画、テレビドラマなどで俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通としても知られる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
51
モノクロのページとカラーのページ・・・うさぎが飼い主一家の留守中にやりたい放題の一夜が明けて。これは、「ねこはるすばん」のうさぎバージョン!? と思った。実況中継の文とうさぎの心の声が書き分けられていたのが面白かった。2023/03/09
Willie the Wildcat
35
留守番。こんな楽しみ方もある!日頃からの”ささやかな”夢。イメージ通りこともあれば、イメージと異なることもあるかもしれない。絵は、モノトーンのスケッチ調。うさぎの柔らかさと優しさが滲むタッチ。お気に入りはやはり「Couch potato」かな。蛇足だが、”落し物”は忘れ物なんだろうなぁ・・・。(笑)2014/02/16
mntmt
23
韓国の絵本。柔らかい絵。柔らかい文章。チマチョゴリ姿のうさぎが本当にかわいい。2016/05/12
マツユキ
19
ベランダで飼われているうさぎは、家族の留守中に…。よくある話に思えますが、うさぎは予想外でした。やりたくなるよね。うさぎが可愛い。落とし物って…。2023/03/16
sui
13
韓国の絵本。いつもベランダから、家族の生活する様子を見ていたうさぎ。みんなが留守の間に空いていたガラス窓から部屋に入り、普段してみたかったことを次々としてみます。少し暗めの絵が、留守の家の空気をよく表していると思います。ラストは、あぁ、やっぱりという展開。うさぎが可愛いです。2016/06/28