内容説明
南の国からやってきたふしぎなおともだち。ロシア・アニメの古典がオリジナル挿絵本になりました。
著者等紹介
ウスペンスキー,エドゥアルド[ウスペンスキー,エドゥアルド][Uspensky,Edward]
1937年、モスクワ生まれ。詩人、児童文学者。1961年、モスクワ航空大学を卒業後、エンジニアとして働く。在学中から学生演劇の脚本家として活躍。1965年、童話『おかしな子ゾウ』で作家としてデビュー。1966年、チェブラーシュカが登場する『ワニのゲーナとなかまたち』の成功で人気作家となる
児島宏子[コジマヒロコ]
東京生まれ。1973年、東京ロシア語学院卒業。同年、モスクワ大学ロシア語教師養成セミナーでロシア語教授法を学ぶ。テレビやラジオのNHKロシア語講座スタッフを経て、雑誌等にエッセイなどを書く。映画監督や音楽家の通訳などを通して、ロシアの文化全般に興味を持ち、学び続ける
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感想・レビュー
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Mayu
11
新読書社のものに引き続き読了。やっぱりチェブラーシュカはこの絵の方が表情がわかりやすくてかわいい!お話も旧訳と比べて過激な感じが薄まっていて、同じお話なのに印象が全然違い、翻訳ってすごいな〜と思いました。新読書社版にはなかった、冒頭の原作者の言葉と、訳者が画家さんや、アニメ化したスタッフの紹介をしている、最後のチェブラーシュカへの手紙もとても良かったと思いました。こちらの書籍は子供に勧めてもよいかな、と思います。ただ、どちらが原作の雰囲気に近いのかはよく分からなくて、いつか原語でも読みたいです。2015/01/30
本の妖精
8
キャラクターのことは知っていたけれど、話は知らなかったので読んでみました!チェブラーシカはなんの動物なのか分からないけど、カワイイ💓💞心が温まるお話だった!チェブラーシカってロシア語で「転んでばかりいる」って言う意味なんだ!!挿絵も可愛いくて、すぐに読んでしまった!!!2022/02/27
sofia
8
なかよしの家、ワニ、トービク…ちゃんと出てきた(笑)美術館の特別展、楽しみ。2013/03/15
那由多
7
ずっと前にテレビで映画だか人形劇かなんかをやっていて、物悲しい雰囲気とチェブラーシュカが電話ボックスで暮らしていることにショックを受け、そのままテレビを消してしまった思い出あり。児童書が読みたくなって、図書館で物色していたら、なんとなく連れて帰りたくなり、借りてきました。みんなで力を合わせて1つのことをやり遂げるうちに仲良くなるっていうのは、体育祭や文化祭のあるあると一緒だな、と思った。みんなが仲良し、っていうのはいいな。2017/05/30
ダ・ヴィンチ
5
娘ふたりと共に読んだ。仲間と知恵を出し合い、さらに仲間を増やし、物事を考えていく、生み出していく姿を見習いたい。2013/04/06