じつは、わたくしこういうものです

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784582829921
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

月光を売る怪人、小さな音楽をつくる才人、沈黙する先生、時間の管理人、コルク・レスキュー隊、そして、チョッキのメニューを差し出す料理人。笑いあり、涙なし、ときどきほんの少しだけしんみり。いま、語り明かされる、知られざる「わたくし」たちの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

80
本当に独創的な本を書かれるんだなあ。こんな職業があったらいいなあと自分でも考えてみたくなるのだけれど、いざとなると難しくて思いつかない。この中では、「コルクレスキュー隊」に是非出動をお願いしたい。2014/09/14

だーぼう

77
ネタバレ至る所でしてるけど、知らないふりをしながら読むのが大人というもの。とても楽しい本。ブログに感想を書きました。2015/03/02

きりこ

75
仕事人のプロフィールはモノクロで道具や作品はカラーでと、真摯に仕事に取り組んでいる雰囲気が醸し出されているような坂本真典さんの写真が実に良い感じ。「月光密売人」「秒針音楽師」は何て粋で洒落ている仕事なのだろう。冬眠図書館の「シチュー当番」の仕事もいいですね(^:^)シチュー回数券が凄く素敵。コッペパンや珈琲の回数券も手に入れて冬眠図書館へ通いたい。写真やイラストのレイアウトが完璧に素晴らしい。一番素敵な仕事をしているのはこの本の著書であり装丁したクラフト・エヴィングのお二人だと思います。続く→ 2014/03/18

あや

69
冬眠図書館。いいなぁ。実在していたら真っ先に行きたい場所です。  こんな色んな職業が実在してて、お客であったり受け取り手であったりする自分の事を想像するだけで何とも言えないホッコリした気持ちになれます。夜寝る前にパラパラめくって読むのにふさわしい暖かい作品です。2015/09/22

ちはや@灯れ松明の火

68
大きくなったら何になりたい?子供たちに尋ねてみても口に上ることはなく、けれどどんな仕事なのかを教えてあげれば瞳を輝かせて『なりたい!』とはしゃぎそうな職業の数々。昼間に月の光を売り、瞬きする間の音楽を奏で、土地に眠る記憶を見て、真っ白いシャツだけを作り続ける。バリトンボイス響くカフェ、お客にチョッキを羽織らせる食堂、森の中の冬眠図書館のシチュー当番司書。稼ぐお金よりも、自分のしたいことをする遣り甲斐と楽しさに満ちた様々なワーキングライフには一つの共通点が。じつは、わたくしたち、夢を商っているのですよ。 2011/03/29

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