内容説明
フォーチュンクッキーの謎、カフェ・アメリカーナ、夜便けのソーダファウンテン…心あたたまる16話。香りゆたかな13のコラム、特選レシピ16品添え。できたて“あつあつ”を召し上がれ。
目次
幸福なる朝食
フォーチュンクッキー御礼
クッキー屋か、出版社か
秘密のおせんべい
穴のあいたナッツ
ドーナッツ屋のアンコールワット
気前の良い国の、大いなる選択
グッドラック、ポットラック
不滅のピーナッツバター・サンドイッチ
輝けるスーパーへ!
カフェ・アメリカー奈
てるいさんのキッチン
シトラス三姉妹
スイート・トゥース
どこでもない場所で
ビッグ・ホリデイ
著者等紹介
徳井いつこ[トクイイツコ]
1960年、兵庫県生まれ。作家。同志社大学文学部卒業後、編集者をへて、執筆活動に入る。雑誌に、食と美と人をめぐる記事を連載
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨータン
12
パンケーキ、ドーナツ、アップルパイなどアメリカの食べ物って、明らかに体に良くないのですが、その名前を聞いただけで、幸せな気分になれるんですよね。昔、アメリカにホームステイしていた時によく行ったレストランやカフェの明るく開放感あふれる雰囲気を思い出しました。2015/05/31
くさてる
12
フォーチューン・クッキー、ドーナッツ、サンドイッチ、アップルパイ…アメリカの様々な食べ物を紹介したエッセイ集。それだけでなく、そこにその味が根付いた歴史、それを味わう人々の生活まで伝わってくるような、明るく優しい筆致が読んでいてとても心地良かった。食エッセイが好きなかたにおすすめです。2015/05/13
Humbaba
3
食卓にはその土地の歴史が詰まっている。そこで取れる食材を使って、その土地独自の調理をする。時代が下るに連れてそれがどのようにして成り立ったのかというところはあまり意味を持たなくなる事もある。しかし、それは表面的な部分であって、歴史がなくなるということではない。2014/10/04
猫
1
タイトル通り、アメリカの美味しい話でいっぱいの、明るい雰囲気の本。読み終わった後でも、開くとまた読みふけってしまう。
今西行
1
オクラを使ったガンボ、中華料理にもれなくついてくるフォーチュンクッキー。様々なアメリカ食を巡る楽しみ。2011/03/02
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