出版社内容情報
日本一の選挙プランナーによる新時代の選挙学。「地上戦」と呼ばれる地縁血縁選挙から最先端のネット選挙まで、その仕組みとノウハウをプロの視点からわかりやすく解説する。
内容説明
すべてのスタートは、ゴールから考えよ。勝利をつかむための秘策は「逆算の思考」にあったマーケティング手法を取り入れた野澤流逆算の選挙術を大公開。
目次
第1章 選挙のすすめ(投票のすすめ;政治のすすめ ほか)
第2章 選挙運動のすすめ―勝利の法則(選挙運動とは何か?;選挙プランナーの役割 ほか)
第3章 マーケティングのすすめ(世論調査とオートコール調査;マーケティング選挙)
第4章 後援会のすすめ(なぜ後援会をつくるのか;後援会のつくりかた)
終章 これからの選挙(政治の問題点;これからの選挙)
著者等紹介
野澤〓一[ノザワコウイチ]
1959年、仙台市生まれ。選挙プランナー。日本政治学会会員、日本選挙学会会員、公益財団法人日本世論調査協会個人会員。株式会社アノン代表取締役。明治大学および事業構想大学院大学にてゲスト講師を務める。学生時代より宮城県選出の国会議員の地元事務所に出入りし選挙を経験。その後、広告代理店勤務などを経て、テレマーケティング会社営業調査部門執行役員からスピンアウトし、2010年8月、リサーチ&コンサルティング会社アノンを設立。選挙プランナーとして多くの候補者を指南し当選させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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乱読家 護る会支持!
5
選挙なんて、政策や立候補者の能力なんで二の次、三の次で、お金と地盤、支持団体で決まるということを体験してきました。 だから政治家はたくさんのお金を集めて、たくさんの秘書を雇おうとするのです。 だから、自民党には派閥が出来るのです。 「国民にツケが回る」とマスコミはすぐに言うけれど、そもそも政治や社会の仕組みに関心のない国民に、自分の頭で考えない国民に責任があるのだと僕は思います。 日本の尊厳と国益を護る。「自分の野望ではなく、人のために生きる」、そんな国会議員にこの国を託したいと思います。2024/02/09
takao
3
ふむ2024/05/10
都人
3
私事ながら行政委員の一種である「選挙管理委員」をしているので、実務は理解しているが、「選挙学」を知りたくて読み始めた。選挙プランナーという職務は初めて知ったが、選挙に立候補する人のガイドブックのようで、予想から外れた。2023/09/26
史
3
入門という通り、カジュアルに選挙について綴られた本。具体的な過去の話とかがないのは少し残念。しかしながらインターネットで溢れる高潔(あるいは実像をしらない)なものではなくて、感情や人と人との部分を重視しているのは中々リアリティがある。党派性もなく、大袈裟なこともない。薄味であるけども選挙の面白みを知る入門書に相応しい内容でございます。2023/09/09
Katsumi
1
選挙の基本について書かれており、当選のために必要な基本的なことについて知ることができる。ただこれを読んで実行するのが一番難しいのは言わずもがなであるが。2023/10/02