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出版社内容情報
川口 穣[カワグチ ミノリ]
著・文・その他
内容説明
ツイッターフォロワー数140万人、スマホアプリダウンロード数206万回―。かつて、「謎の災害速報アカウント」と呼ばれた「特務機関NERV」は、今や社会インフラになった。アカウントの始まりは、2010年にひとりの大学生が始めた「遊び」。だが、2011年の東日本大震災が行く末を大きく変えた。宮城県石巻市出身の「中の人」石森大貴が何を思い、どのように「インフラ」と言える災害情報配信システムを築いていったのか。「天才」と呼ばれる技術力と、経験に裏打ちされた信念が結実するまでの、情報と防災にかけた10年を追った。
目次
序章 最速の防災アカウント
第1章 3月11日
第2章 熱意と技術
第3章 Lアラートと作画システム
第4章 起業と経営
第5章 防災アカウントとして
第6章 災害と、新たな挑戦
第7章 「情報では命を救えない」
第8章 哲学と実装
第9章 特務機関NERV防災アプリ
終章 反省とは、未来を考えること
著者等紹介
川口穣[カワグチミノリ]
ノンフィクションライター。1987年、北海道札幌市生まれ。大学卒業後、青年海外協力隊員として中央アジア・ウズベキスタン共和国に派遣、同国滞在中の2011年にライター活動を開始。登山雑誌の編集者を経て、現在はニュース週刊誌『AERA』(朝日新聞出版)などで取材・執筆を行う。宮城県石巻市の災害公営住宅向け無料情報紙『石巻復興きずな新聞』副編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。