出版社内容情報
無印良品誕生から35年。新たな時代を見据え、世界の人々に無印良品の目指す生活像を語るコンセプトブック。
内容説明
創業35年、無印良品の基本にある概念を検証、柱となる考え方を呈示するコンセプトブック。
目次
素
手
時
然
著者等紹介
小池一子[コイケカズコ]
1936年東京生まれ。クリエイティブディレクター。早稲田大学文学部卒業。武蔵野美術大学名誉教授。創業以来、無印良品のアドバイザリーボードを務める
原研哉[ハラケンヤ]
1958年生まれ。グラフィックデザイナー。日本デザインセンター代表。武蔵野美術大学教授。2002年より、無印良品のアドバイザリーボード及びアートディレクターを務める。デザインを社会に蓄えられた知恵ととらえて活動。サイン計画、商品デザイン、展覧会プロデュースなど、活動は多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tadashi_N
22
無印良品の思想のカタログ。飾らない本質。2016/05/01
ゐ家
0
無印良品の経営コンセプトを再構築し提案した本。これまでの無印とこれからの無印を、デザイン集団らしく、示唆に富んだ言葉と先人の台詞と写真で示していました。折々に咀嚼し直す必要がありそう。2017/05/01
の
0
無印良品の基本にある概念を検証、柱となる考え方を呈示するコンセプトブック。「素」「手」「時」「然」の無印良品がコンセプトにしてきた四つの言葉の概念に寄り添う言葉や図版で組まれたアンソロジーで「良品」の定義をしていく。バブル経済の真っただ中に開業した、選ばれた素材による、手になじむ、時間を超えた、自然なものの価値は、今や海外にも進出し、日本的な「わびさび」の一つとまでなっている。機能性を追求した極端に簡素なデザインは素朴な美しさを持ち、一見すると普通のものでも奥行きの深さは底知れない。イメージの触発。2015/09/22
KENT☆
0
シンプルな良い本です2015/08/04