内容説明
浦上天主堂の廃墟が戦後13年目に取り壊された裏に何があった?長崎原爆の隠された真実に迫る、渾身のノンフィクション。
目次
第1章 昔、そこに天主堂の廃墟があった
第2章 弾圧を耐え抜いた浦上の丘
第3章 原爆投下―浦上への道
第4章 浦上の聖者と米国の影
第5章 仕組まれた提携
第6章 二十一世紀の十字架
第7章 傷跡は消し去れ
第8章 アメリカ
第9章 USIA
第10章 天主堂廃墟を取り払いしものは
著者等紹介
高瀬毅[タカセツヨシ]
1955年長崎市生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、ニッポン放送入社。記者、ディレクター。82年ラジオドキュメンタリー『通り魔の恐怖』で日本民間放送連盟賞最優秀賞、放送文化基金賞奨励賞。89年よりフリー。高齢社会、家族、都市問題などを中心に取材、雑誌「AERA」の「現代の肖像」で10年にわたって人物ルポを発表する一方、ラジオ、テレビでコメンテーターやナビゲーターなども務めてきた。放送批評懇談会「ギャラクシー賞」ラジオ部門委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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