出版社内容情報
18世紀朝鮮時代の実学派儒者・洪大容が北京に赴き、若き儒者たちと縦横無尽に語り合った筆談記録。国境を越えた知識人の交友録。
洪 大容[コウ ダイヨウ]
著・文・その他
夫馬 進[フマ ススム]
著・文・その他
内容説明
18世紀朝鮮時代の実学派儒者・洪大容が北京に赴き、中国の若き儒者たちと縦横無尽に語り合った筆談の記録。数奇な個性との出会いと、国境を越えた知識人の奔放な交友の記録。
著者等紹介
夫馬進[フマススム]
1948年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程退学。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaboking
2
筆談録の面白さを最初に知ったのは、『熱河日記』だ。これは『熱河日記』に先立つ作品だが、清朝と朝鮮の知識人同士が忌憚ない意見を交わし、楽しくて仕方ない、出会えて嬉しいという気持ちがヒシヒシと伝わって来る。詩文や書画を交換し、交流する様を読んでいると、実に羨ましい限り。2巻がもうすぐ届くのが待ち遠しい。2017/01/21
てぬぐひ
0
清と朝鮮の知識人が北京で偶然出会い筆談と手紙で語り合った記録。清側、朝鮮側どちらも出会うべくして出会い、お互いの儒教の知識、詩文、書の能力を認めあい、まさに相思相愛の間柄という感じで交流している。儒教に根差した習慣について、清よりも朝鮮のほうが厳しい処があるのもやはりそうだったのかと感じた。朝鮮燕行使と科挙受験生として、お互い必ずしも自由に出歩き、会うことができるわけでない中、謙遜と尊敬に満ちた限られた時間内の交流に感動を覚えた。訳文は現代風で巻末に訳者による詳しい解説もあり素人にも読みやすかった。2017/08/10




