出版社内容情報
乱世が生んだ中国的レトリックの精華。後漢末(2世紀末)から東晋末(5世紀初)、「清談」が流行し、竹林の七賢が現れる。エピソードの集積による、魏晋の貴族の機智あふれる逸話集。
内容説明
乱世が生んだ機智縦横の中国的レトリックの精華。後漢末から東晋末(2世紀末~5世紀初)、「清談」が流行し、竹林の七賢が現れる。エピソードの集積による魏晋の貴族・名士たちの逸話集。(全5巻)
目次
上巻(徳行第一―有徳の行為に関する言動;言語第二―機智に富んだセンスのよい言辞;政事第三―政治に関わる言動)
著者等紹介
井波律子[イナミリツコ]
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆうきなかもと
9
おもしろい。 気の効いた会話のやり取りが読める。竹林の七賢とか出てくる。 清談とは何か。読み味わえる\(^o^)/2017/05/02
garyou
3
おもしろいぢやないか、世説新語。小ネタのオンパレードで、おなじ人が何回も何回も出てくるから、なんだかおともだちになつたやうな気分さへしてしまふ。ほんとにおもしろさがわかるには、中国の古典によほど親しむ必要があるのだらうとは思へども、親しんでなくてもおもしろい。2014/02/10
すいれん
1
明治書院のに比べて断然読みやすい。平凡社の古典文学体系より断然詳しく。系図も親切丁寧。さくさく読めました。収納考えると一冊にまとまっている方がいいんだけどな〜と思わないでもないです。2014/05/26