内容説明
日本の漢詩は江戸後期に初めて世間に幅広く普及した。大正から昭和に至り忘れられた漢詩文の豊かな富を悠々たる筆致で現代に蘇らせた名著。約50人の略伝と代表作を読む。
目次
六如上人
混沌社の詩人たち―葛子琴・頼春水
菅茶山
頼春風と頼杏坪
江湖社の詩人たち―市河寛済・柏木如亭・小島梅外・大窪詩仏・菊池五山
化政期の江戸詩壇
亀田鵬斎
岡本花亭
館柳湾
広瀬淡窓〔ほか〕
著者等紹介
富士川英郎[フジカワヒデオ]
1909年生まれ。1932年東京帝国大学文学部卒業。専攻、ドイツ文学・比較文学。2003年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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