内容説明
六朝末期、戦争と権謀に明け暮れる乱世を生き延びた当代の教養人が、息子たちに綿々と書き遺す訓えの条々。顔家の子らしく生きることと、乱世の処世術を諭し、恥をかかず、殺されることなく、生きよと願う父性愛は、現代にも訴えかけてくる。
目次
第1章 主旨(序致第一)
第2章 子弟の教育(教子第二)
第3章 兄弟論(兄弟第三)
第4章 再婚論(後娶第四)
第5章 家政論(治家第五)
第6章 みだしなみ論(風操第六)
第7章 良友・達人論(慕賢第七)
第8章 学問論(勉学第八)
第9章 文章論(文章第九)
第10章 名声論(名実第十)
-
- 和書
- I am MARiA