出版社内容情報
異邦の大富豪を演じる船乗り、エドモン・ダンテス。「シンドバッド」として恩人一家を救ったのち、奴隷をしたがえ、舞台はパリへ。無尽蔵の富と滔々たる弁を武器に人心を惑わし、モンテ・クリスト伯として、かつて己を陥れた人物たちと再会する。謎のギリシャ美女、毒薬の秘法、血腥い館……
巧妙に仕掛けられる復讐の罠に、社交界の名士たちの運命が狂いはじめる。
【目次】
46 無制限融資
47 連銭葦毛の馬
48 観念論
49 エデ
50 モレル一家
51 ビラムスとティスベ
52 毒物学
53 悪魔のロベール
54 高値と安値
55 カヴァルカンティ少佐
56 アンドレア・カヴァルカンティ
57 ウマゴヤシの囲い地
58 ノワルティエ・ド・ヴィルフォール氏
59 遺言
60 通信機
61 桃を食べるオオヤマネから果樹園主を守る方法
62 幽霊
63 晩餐
64 乞食
65 夫婦喧嘩
66 縁談
67 王室検事の執務室
68 夏の舞踏会
69 情報
訳注
内容説明
異邦の大富豪を演じる船乗り、エドモン・ダンテス。「シンドバッド」として恩人一家を救ったのち、奴隷をしたがえ、舞台はパリへ。無尽蔵の富と滔々たる弁を武器に人心を惑わし、モンテ・クリスト伯として、かつて己を陥れた人物たちと再会する。謎のギリシャ美女、毒薬の秘法、血腥い館…巧妙に仕掛けられる復讐の罠に、社交界の名士たちの運命が狂いはじめる。
著者等紹介
デュマ,アレクサンドル[デュマ,アレクサンドル] [Dumas,Alexandre]
1802‐70。フランス19世紀を代表する劇作家、小説家。独学で演劇を学び、『アンリ三世とその宮廷』(1829)で一躍脚光を浴び、その後『アントニー』『キーン』などの傑作を続々発表。1835年頃から新聞連載小説を旺盛に執筆し、『モンテ・クリスト伯』『三銃士』などによって一大人気作家になる。生涯で『回想録』を含む230冊もの著作を公刊。2002年、遅まきながらフランス政府によって遺骨が偉人廟に移送された
西永良成[ニシナガヨシナリ]
1944年富山県生まれ。東京外国語大学名誉教授。専門はフランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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