出版社内容情報
「日本近代登山の父」と称される英国人宣教師ウォルター・ウェストン。三回来日し、神戸、横浜に滞在する一方、日本各地の山を歩いた。その間、彼が登山に携行し、日々の出来事を書きとめたフィールドノートが存在していた――。槍ケ岳、奥穂高岳、立山、白馬岳、常念岳、燕岳、御嶽山、妙義山……。北アルプスや富士山などの新ルート開拓ほか、日本の登山の基礎を築いた記録がいきいきとよみがえる。
【目次】
ホリデイ・ツアー (1894年)
朝鮮への旅 (1894年)
妙義山、燕岳、槍ケ岳、奥穂高岳 (1912年)
槍ケ岳、焼岳、奥穂高岳、白馬岳 (1913年)
北日本アルプス、富士 (1914年)
行程表
訳者あとがき
解説――ウェストンの登山をもう一度 服部文祥
内容説明
「日本近代登山の父」と称される英国人宣教師ウォルター・ウェストン。三回来日し、神戸、横浜に滞在する一方、日本各地の山を歩いた。その間、彼が登山に携行し、日々の出来事を書きとめたフィールドノートが存在していた―。槍ケ岳、奥穂高岳、立山、白馬岳、常念岳、燕岳、御嶽山、妙義山…。北アルプスや富士山などの新ルート開拓ほか、日本の登山の基礎を築いた記録がいきいきとよみがえる。
目次
ホリデイ・ツアー(一八九四年)
朝鮮への旅(一八九四年)
妙義山、燕岳、槍ケ岳、奥穂高岳(一九一二年)
槍ケ岳、焼岳、奥穂高岳、白馬岳(一九一三年)
北日本アルプス、富士(一九一四年)
著者等紹介
ウェストン,ウォルター[ウェストン,ウォルター] [Weston,Walter]
1861‐1940。イギリスの牧師、登山家。アルパイン・クラブ(イギリス山岳会)会員。イギリス王立地学協会顧問、日本山岳会名誉会員。ケンブリッジ大学クレア・カレッジ、リドレー・ホール神学校で学び、聖職に就く。25歳頃よりスイス・アルプスで本格的な登山を始め、ヴェッターホルン、マッターホルン、ブライトホルンなどの登頂のほか、アイガー、ユングフラウなどにも挑んだ。宣教師として来日し、滞日は1888~94年、1902~05年、1911~15年の三度におよび、熊本、神戸、横浜に居を構えた。その間、九州の山々、富士山、日本アルプス、浅間山、妙義山などを舞台に精力的な登山活動を行い、その著書によって、日本の山々や、山村の風俗・習慣などを海外に紹介した。1937年、日本政府により勲四等瑞宝章が贈られるとともに、日本山岳会有志によって上高地にレリーフが建立された(現在のレリーフは1965年制作のもの)。1947年6月、レリーフの前で第1回ウェストン祭が行われて以来、現在まで毎年行われている
三井嘉雄[ミツイヨシオ]
1936年長野県生まれ。日本山岳会会員。専攻は登山史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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