平凡社ライブラリー<br> 伊藤野枝セレクション

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平凡社ライブラリー
伊藤野枝セレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769517
  • NDC分類 309.7
  • Cコード C0395

出版社内容情報

女性活動家・アナキストの伊藤野枝の傑作集。封建的な社会への怒りとやるせなさ、そして夫・大杉栄への愛情が伝わってくる評論などを収録。2023年は没後100年。

内容説明

女性活動家・アナキストとして活動した伊藤野枝。明治から大正期の旧い習慣、偏見があるがゆえの社会のさまざまな問題に真正面から向き合い、ひとりの人間としての生き方を懸命に考え、訴え続けた。非業の死から百年の時が経過した今もなお、彼女が残した言葉は輝きを放つ。「自己を生かすことで得る幸福が本当の幸福である」生きるための大切な何かがきっともらえるはずだ。

目次

青鞜社時代篇(東の渚;新らしき女の道;わがまま;出奔;『婦人解放の悲劇』について ほか)
アナキスト時代篇(乞食の名誉;階級的反感;書簡 後藤新平宛(一九一八年三月九日)
喰い物にされる女
白痴の母 ほか)

著者等紹介

伊藤野枝[イトウノエ]
1895年福岡県生まれ。婦人運動家、アナキスト。上野高等女学校を卒業後、辻潤と結婚。1915年より『青鞜』の事実上の責任者となり、女性解放運動に参加。大杉栄と出逢ったことを受け、アナキスト活動に傾注。エマ・ゴールドマンの著作の翻訳なども手掛ける。1923年9月1日の関東大震災に際し、大杉栄、甥の橘宗一とともに虐殺された。享年28

栗原康[クリハラヤスシ]
1979年埼玉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程満期退学。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fumoh

3
非常に考えさせられる内容で、現代のジェンダー問題にぜひ参照されるべき本だと感じた。著者はアナキストと評されるが、そのような大層な肩書きは、どこか彼女に似つかわしくない。それほど、彼女の訴えは素朴であり、また理知的であり、バランス感覚に長けていて、現実的である。ただし、日本の旧弊に疑問点をぶつけたのは、当時としてはまずかったということだろう。今でこそジェンダー論は盛んに議論されるようになったが、当時としてはタブー扱いされたに違いない。当時の事情に特別明るいわけではないが、「家」制度の影響がまだ強かったと、2023/12/07

katashin86

0
ジェンダーという視点ももちろん、ひとりのアナキスト・秩序への異議申し立てとして読んでほしい一冊。2024/01/17

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