平凡社ライブラリー<br> や、此は便利だ―ポケット顧問

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平凡社ライブラリー
や、此は便利だ―ポケット顧問

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582769470
  • NDC分類 813.7
  • Cコード C0381

出版社内容情報

平凡社創業の端緒となった幻の「現代用語集」復刊! 「國民再生」の意味は?「山の神」は何を指す? 新聞用語から流行語や難読語まで、当時の社会を飛び交った言葉の数々を解説。

内容説明

「如何なる辞書にも見るを得ざる社会的新語、常識語、流行語を網羅せるもの」―。大正三年に刊行され、平凡社の創業出版でもある『ポケット顧問 や、此は便利だ』は、当時の新聞をにぎわせた種々の言葉の解説に加え間違えやすい漢字の読みや用語なども収録し、実用用語集として好評を博した。新たな時代の到来を迎えた社会の空気を伝える一冊。

目次

第1篇 新聞語解説(最新の術語並に流行語;常用の飜訳語・外来語・新意語 ほか)
第2篇 実用熟語成句便覧(故事を解しないでは、意味不明なるか、又は、興味深からぬ語・句;出典・用例を知らないでは、十分意義を解することのできぬ語・句 ほか)
第3篇 実用文字便覧(読み誤り易き熟字;書き誤り易い熟字 ほか)
第4篇 続新聞語解説(最新の術語及び流行語;当用の飜訳語・外来語・新意語 ほか)

著者等紹介

下中彌三郎[シモナカヤサブロウ]
1878年兵庫県生まれ。埼玉で教員を務めたのち、1914年6月、『ポケット顧問 や、此は便利だ』の刊行のため平凡社を創設し、百科事典や各種専門事典を次々に刊行した。1919年には教員組合「啓明会」を結成。1930年代からは「大亜細亜協会」「大政翼賛会」などに参加。戦後は公職追放にあうが、51年に解除され、平凡社代表取締役社長に復帰した。出版界の重職を歴任。1958年に会長。1961年死去。享年84

秋永常次郎[アキナガツネジロウ]
1873年茨城県生まれ。東京にて出版社の成蹊社を営み、主に実用用語辞典などを刊行。下中彌三郎との共編で刊行した『ポケット顧問 や、此は便利だ』は好評を博したが、やがて破産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

57
【実際的にして且つ正味ばかりの書】平凡社ライブラリーとしては、2023年6月初版。大正時代の新聞を賑わせた種々の言葉の解説に加え、間違えやすい漢字の読みや用語なども収録した、大正3年刊行の実用用語集を復刊。新たな時代の到来を迎えた社会の空気を伝える一冊。巻末に、荒俣宏の「事典王・下中彌三郎と“平凡”の勝利」と題された解説在り。<【外來語】シンガー(Singer):「歌ひ手」の意より點じて藝者の意に用ふ。挂冠:冠を挂けるで、公の職を辭する義>。挂冠って、今まで「桂冠」詩人と同じだと。木偏じゃなく手偏か……⇒2023/09/17

Fumoh

2
大正三年、当時の新聞用語や外来語・流行語をわかりやすく解説した「新語辞典」。その復刻版です。これはなかなか面白い。当たり障りのない辞典ではなく、編者なりの所感もまじえた、語の概要・背景・経緯説明がすばらしい名著です。大正三年の段階において、これほどまでに世界の思想潮流を正確に察知していたとすると、当時の知識人層のレベルを見直さざるを得ません。また流行語欄はひたすら面白い。イキアタリバッタリズム(無計画主義)、コスめる(男子のオシャレ)、ジャパニング(英語圏での「模倣」の意)など、当時の空気が分かってくる。2024/01/14

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