出版社内容情報
誘う女と誘わない女、水の精、ファム・ファタル……、ショパン、ドビュッシー、ラヴェルらを貫くイメージ群。
青柳 いづみこ[アオヤギ イヅミコ]
著・文・その他
内容説明
「メリザンドのようなオンディーヌ?」―留学中にきざした疑問からすべては始まった。誘う女と誘わない女、古からの水の精の表象、文学・美術にわたるファム・ファタル像…。ショパン、ドビュッシー、ラヴェルらに通底する強迫的なまでのイメージ群を渉猟した音楽文化論。クラシック業界の内情を虚実とりまぜて描いた「さらば、ピアノよ!」を付す。
目次
第1章 水の精のイメージ
第2章 善い水の精と悪い水の精
第3章 創作された水の精
第4章 魔界と人間界
第5章 音楽になった水の精
第6章 『ペレアスとメリザンド』とおとぎばなし
第7章 『ペレアスとメリザンド』のドラマ構造
第8章 「宿命の女」と「つれなき美女」
第9章 メリザンドと水
第10章 水の音楽
付録 さらば、ピアノよ!
著者等紹介
青柳いづみこ[アオヤギイズミコ]
ピアニスト、文筆家。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院博士課程修了。安川加壽子、ピエール・バルビゼ両氏に師事。著書に『翼のはえた指』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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