平凡社ライブラリー<br> カラヴァッジョ伝記集

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平凡社ライブラリー
カラヴァッジョ伝記集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784582768381
  • NDC分類 723.37
  • Cコード C0371

出版社内容情報

画家の神話を形成した七つの伝記資料や裁判記録等を初めて集成し、最新の研究成果を踏まえ、これらを再評価した充実の解説。

内容説明

複数の伝記、裁判記録、パトロンの書簡、さらにはオリジナル翻案の「犯科帳」等々、画家に関する歴史的資料を一冊に集成。謎多き巨匠の生涯を知るための必読書。

目次

ジュリオ・マンチーニ「カラヴァッジョ伝」―『絵画に関する諸考察』(一六二〇頃)より
ジョヴァンニ・バリオーネ「カラヴァッジョ伝」―『画家・彫刻家・建築家列伝』(一六四二)より
ジョヴァンニ・ピエトロ・ベッローリ「カラヴァッジョ伝」―『近代画家・彫刻家・建築家列伝』(一六七二)より
カレル・ファン・マンデル「現在ローマで活躍する他のイタリア画家伝」―『絵画の書』(一六〇四)より
ヨアキム・フォン・ザンドラルト「カラヴァッジョ伝」―『ドイツ・アカデミー』第一巻(一六七五)より
フランチェスコ・スジンノ「画家ミケラニョロ・モリージ・ダ・カラヴァッジョ伝」(抜粋)―『メッシーナ画家伝』(一九二七)より
カラヴァッジョ犯科帳
バリオーネ裁判の記録(抜粋)
ヴィンチェンツォ・ジュスティニアーニの書簡(一六二〇年代)
カラヴァッジョの真実

著者等紹介

石鍋真澄[イシナベマスミ]
1949年生まれ。東北大学大学院文学研究科修士課程修了。フィレンツェ大学を経て、成城大学教授。文学博士。『聖母の都市シエナ』(第12回マルコ・ポーロ賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

33
先日、カラヴァッジョ展を見に行き、カラヴァッジョの人生が気になったので借りました。生きているときから認められるなんて、すごいなぁ。短絡的で暴力的なのは、時代なのでしょうか?それとも、本人の気質?長生きしていればもっと素晴らしい作品を生み出せたのではないかと、ついつい思ってしまいます。カラヴァッジョ初心者でも分かりやすかったです。2016/07/06

sssakura

29
聖水を差し向けた者に、どういう役に立つのかと問い、その男が小罪を浄めるためだと答えると、必要ない!私の罪はみな大罪だからと言った、というエピソードが好き。カラヴァッジョという呼び方に慣れているので、ミケラニョロという呼び方に違和感。なんだか弱そうな名前だ。2016/06/05

penguin-blue

11
カラヴァッジョの画はマルタで見た。濃い影の中に浮かび上がる人物達から聖書の時代、作者の頭の中の空想とは思えない生々しさを感じた。 この本に掲載された画からもほとんど白黒なのに人物の存在感が伝わってくる。 しかし画も凄いけど逸話も多い人で、後半の「彼が生きている時に今でいう「警察の厄介になった」記録を見ると絵の才能がなかったらただのならず者(笑) 一人ではなく、複数の近い時代の人が書いた伝記を並べたことで立場は違えど「彼の素行や絵に対する姿勢」に文句はあっても認めざるを得ない異才の姿を想像することができる。2016/11/30

午後

5
同時代の資料から、彼の人となりや交友関係、世間の評価の形成のされ方などが読み取れて面白い。また、ラファエロなどを理想とする古典主義的な美意識を持つ美術通達からは素描もせず、構想力がないなどと批判されてもいたとのこと。当時一般的だった素描をしっかりしてから作品に取り組むという手法ではなく、初めからキャンヴァスに直書きをしていたというエピソードがなんとも天才らしくて好き。外国語が読めたら、自分でもこういう資料を読み解いてみたいと思わせる、好奇心をくすぐる一冊。2020/02/10

mimm

5
同時代の三人の著者による三篇の伝記と、ローマ以外で書かれたその他三篇の伝記、カラヴァッジョの犯罪資料などの邦訳集。とにかくバイタリティ溢れたイメージを抱きました。短い生涯の中、動き回って戦いまくって捕まって。なのに作品をこんなにたくさん描きあげるなんて。そっちの方に驚きです。2016/09/10

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