平凡社ライブラリー<br> 宮本常一の写真に読む失われた昭和

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平凡社ライブラリー
宮本常一の写真に読む失われた昭和

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  • サイズ 文庫判/ページ数 229p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582767858
  • NDC分類 210.76
  • Cコード C0339

出版社内容情報

宮本常一が残した10万点余の写真のうち190点を厳選。村里の暮らし、島と海に見た貧しさと豊かさ、街角の庶民の息づかい……。高度成長期前後の日本を知る手がかりとなる一冊。

内容説明

際限なきフィールドワークをつづけながら、メモ感覚でありとあらゆる事物にカメラを向けた宮本常一。村里の暮らし、島と海に見た貧しさと豊かさ、街角で聞こえた庶民の息づかい…。彼が残した十万点の写真から、百九十点余を厳選。高度成長期前後の日本の社会と民俗を知るための格好の書。

目次

第1章 村里の暮らしを追って(景観にめぐらせた無限の夢;鳥の目で地形を、虫の目で暮らしを ほか)
第2章 島と海に見た貧しさと豊かさ(海とともに暮らせた時代;過疎化前の島のたくましさ ほか)
第3章 街角で聞こえた庶民の息づかい(師・渋沢ゆずりの細部へのこだわり;宮本の写真術とその思想 ほか)
第4章 ジャーナリストの視点(学生運動と百姓一揆―六〇年安保;大規模災害の現場―新潟地震 ほか)

著者等紹介

佐野眞一[サノシンイチ]
1947年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。97年に『旅する巨人―宮本常一と渋沢敬三』で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦 乱心の曠野』で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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きいち

13
『逝きし世の面影』や『美と礼節の絆』で描かれた江戸期と、「今」とのあいだのミッシングリンク。その隔たりをうずめてくれる一冊。60年代を中心とする十万点もの宮本の写真から選ばれた二百点、どれもがその当時は「なんでもない風景」だったと思われるシーン。特に凄味を感じたのは、ビールケースが多くを占める離島への用船の積荷を収めた写真。この時点で離島の消費生活の水準が質的に上がってることはわかるのだけれど、これって、今でいったら、道端のコンビニの前に止まってるトラックの中写してるってことでしょう、なんて眼だ、本当に。2013/06/09

yukkomom

3
宮本常一さんの名前を見て、沢田四郎作さんの事をおもいだした。アチックミュゼアムもね。 民俗学は、懐かしくておもしろい!2013/05/03

笛吹岬

2
本の 内容はともかく、平凡社の出版に対する姿勢に疑問あり。本文中では記述で触れている写真の掲載ページを丁寧に記しているのに、宮本の写真を掲載してあるページにはことごとくノンブルが印刷されていない。2013/05/11

Tsuneyuki Hiroi

1
教科書に載らない歴史、だけどこの世界を知らなければ歴史は語れない。宮本常一の『忘れられた日本人』を読めばわかるように、単なる歴史事項だけでなく、その時代や地域に住む人々の息遣いを学ぶのは極めて有意義である。宮本が写真をメモのように撮っていたというのは初めて知った。宮本の思いが写真から垣間見えるようである。2016/05/19

じょういち

1
ぜひ周防大島にいって、写真の数々を見たくなった。 佐野の文は、何を言わんとしているのか不明瞭で、昭和は良かった的なノスタルジーが鼻につく。宮本は写真という記録から、何を伝えたかったか。そもそも気の赴くままだっただけかも知れない。2013/07/24

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