出版社内容情報
会社は株主のモノというアメリカ型は誤り。これから、おカネの支配力は弱まっていく。ではポスト産業資本主義の時代の会社とは? 理論と歴史の両面からその本質を分析し、新しい時代にふさわしいあり方を提唱する。
内容説明
日本は産業資本主義からポスト産業資本主義への大転換期にさしかかっている。ところが、今の日本の「会社」は、それにうまく対応できていない。日本が21世紀を生き抜くためには、個々の「会社」の仕組みを洗い直し、新しい資本主義にふさわしい形にしていかなければならない。
目次
第1章 なぜいま、日本の会社はリストラをするのか
第2章 会社という不思議な存在
第3章 会社の仕組み
第4章 法人論争と日本型資本主義
第5章 日本型資本主義とサラリーマン
第6章 日本型資本主義の起源
第7章 資本主義とは何か
第8章 デ・ファクト・スタンダードとコア・コンピタンス
第9章 ポスト産業資本主義における会社のあり方
第10章 会社で働くということ
著者等紹介
岩井克人[イワイカツヒト]
1947年生まれ。専門は経済理論。東京大学経済学部卒業。マサチューセッツ工科大学Ph.D.。イェール大学助教授、東京大学助教授、プリンストン大学客員准教授、ペンシルベニア大学客員教授などを経て、89年より東京大学経済学部教授。2006年4月より武蔵野大学客員教授。2009年4月よりベオグラード大学名誉博士。“Disequilibrium Dynamics”で日経・経済図書文化賞特賞、『貨幣論』でサントリー学芸賞受賞。『会社はこれからどうなるのか』で、第二回小林秀雄賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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