感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラウリスタ~
6
これ、途中までは死にそうなぐらい無味乾燥で知性のかけらも感じられないしょうもない本だった。ところが、ユイスマンス(2)から後の文章が出色。ユイスマンス、ランボー、ラフォルグに関しての部分だけとんでもなく狂熱的に書かれている。それに比べての、前半の駄作ぶり。バルザックとかゾラとかゴンクール兄弟についてなんだが、読まなくても良かったんじゃ。とはいえ、同時代の評価とかを知るうえでは価値あり。とにかく後半は面白い。適度に主観が入った同時代の、ちゃんと分かってるのか分からない評論。2012/08/30
若い脳
0
今回はランボオ目当てだったが、いずれ他作家目当てで再読することになるだろう。2010/03/12