平凡社ライブラリー<br> 学歴の社会史 - 教育と日本の近代

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学歴の社会史 - 教育と日本の近代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582765267
  • NDC分類 371.3
  • Cコード C0337

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ととろ

3
明治期に「学歴社会」が形成される過程がよく整理されていたと思う。一般的に読み書き以上の教育は求められず、武士は藩校、農民は寺子屋、商人は丁稚奉公の江戸時代から、旧制中学・高校さえ卒業すれば郷里から敬われ働き口に困らなかった明治前半を経て、旧帝早慶高専を出ても職業を選べなくなった明治後半への変遷が事細かに述べられている。個人的には、現存する有名大学の前身である官立学校や高等専門学校が如何にして今に至ったか、その経緯を興味深く読みました。2014/09/26

東側ギャン

1
旧制中学や師範学校の進学者数等がよくまとまってて助かった2011/02/04

Char

0
旧藩士族の師弟たちが、学歴主義によってヘゲモニーを獲得していくプロセスについて知りたくて読んだ。外山正一『藩閥之将来』を「学歴のすすめ」と喝破したところが印象的だった。防長教育会の百年史(でかい)が外山の本について触れているみたいなので、比べ読みをしてみようと思う。2024/05/20

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