内容説明
荘園公領制の展開にもみられる東国の独自性、見え隠れする東国自立国家の構想、水陸の交通と都市的な場の形成…常陸・北下総の地を舞台とし、武家諸勢力の消長を主軸としながら将門の乱から北条氏の滅亡までを、網野史学の諸テーマを凝縮して描く。知られざる歴史叙述の達成。
目次
第1章 平安時代末期の常陸・北下総(十世紀の社会変動と国制改革;平忠常の乱と奥羽の動乱;保元・平治の乱と平氏の支配;荘園・公領制の形成とその実態;神社の中世的再編成)
第2章 鎌倉時代の常陸・北下総(鎌倉幕府の成立;承久の乱前後;鎌倉前期の荘園・公領と社会;宝治合戦から霜月騒動へ;鎌倉後期の荘園・公領と社会;北条氏の滅亡)
著者等紹介
網野善彦[アミノヨシヒコ]
1928年、山梨県生まれ。東京大学文学部卒業。歴史学者。専攻、日本中世史、日本海民史。2004年没
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