内容説明
芸術を否定したプラトンの「イデア」概念が、中世・ルネサンス・マニエリスム・古典主義と、様々に姿を変えながら、ヨーロッパの芸術理念の中心を占めるに至る芸術思想のドラマを描く。
目次
1 古代
2 中世
3 ルネサンス
4 マニエリスム
5 古典主義
6 ミケランジェロとデューラー
著者等紹介
パノフスキー,エルヴィン[パノフスキー,エルヴィン][Panofsky,Erwin]
1892‐1968。ドイツのハノーファー生まれの世界的な美術史家。1921~33年、ハンブルク大学で教え、この間ヴァールブルク研究所の創始者アビィ・ヴァールブルクやエルンスト・カッシーラらと接する。ユダヤ系のゆえにナチスに追放され、33年渡米し、35年よりプリンストン高等研究所教授を務めた。イコノロジー(図像学)の創始者として知られるが、『イコノロジー研究』(1939)、『デューラーの美術理論』(1915)、『デューラー』(1943)、『初期ネーデルラント絵画』(1953)などに見られる該博な知見と精緻な考証は、彼が単なる美術理論家ではなく、抜群の史眼を備えた美術史家であったことを証している。1968年、75歳でプリンストンに没した
伊藤博明[イトウヒロアキ]
1955年北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。現在、埼玉大学教養学部教授。専門は思想史
富松保文[トミマツヤスフミ]
1960年徳島県生まれ。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、武蔵野美術大学造形学部教授。専門は哲学
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