平凡社ライブラリー<br> イーリアス〈下〉

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平凡社ライブラリー
イーリアス〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 607p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582764765
  • NDC分類 991
  • Cコード C0398

内容説明

「アキレウスの怒り」を軸に進展するドラマは、後半にさしかかってさらに盛り上がりを見せる。ヘーレーの企み、パトロクロスの奮戦、そしてアキレウスとヘクトールの決戦。アンドロマケー、プリアモスの悲嘆もまた心を打つ名場面。傑出した学匠・呉茂一の詳細年譜(水谷智洋編)と本邦ホメーロス受容小史(沓掛良彦執筆)を併載。全二巻、ここに完結。

著者等紹介

ホメーロス[ホメーロス][Homeros]
前8世紀後半?古代ギリシアの詩人。生没年不詳。生地はスミュルナあるいはキオス島とする説が有力。盲目の詩人との伝承も根強い。ギリシアのみならず、全西洋文学の始祖として古来絶大な文化的影響を与えてきたが、『イーリアス』、『オデュッセイアー』両作とも、帰属・成立・伝播について議論が百出、いまだ定説をみていない。ほかに、『蛙鼠合戦』、『ホメーロス風賛歌』の作者に擬せられることもある

呉茂一[クレシゲイチ]
1897‐1977年、西洋古典学者。東京生。父は精神医学者の呉秀三。東京帝国大学文学部卒。東京大学名誉教授、在ローマ日本文化会館初代館長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

1
なんと積ん読したのが6年前になっていました。悲願達成というところでしょうか。 人物の固有名詞の多さに驚かされましたが、読み終わってみれば、わざわざ名前を与えること(しかも親までも)にもリアリティ増すという部分で、意味があるのだと思いました。これが「戦士のA」とかになると生身の人間の実感がなくなるでしょうし。しかしそのことがこれを読み進めるのに難儀したことも事実。2020/09/17

itsumiKshi

0
ヘクトール無双だったが、友人を殺され怒りに奮起したアキレウスはもっと無双。もはやトロイアとヘクトールの物語。2017/09/24

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