内容説明
貧乏を恐れず、自ら何でもつくり出す。スケールの大きな行動で、いつも朗らかに。雪とともに生き、七十歳を過ぎて運転を始め、車を塒として日本中を放浪した猪谷六合雄。現代人が失った人間の原型を描いた傑作評伝。
目次
序章 コラージュ「私の猪谷六合雄」
第1章 赤城山
第2章 スキーに会う
第3章 放浪者
第4章 巣をつくる
第5章 雪に生きた
あとがきにかえて 季節の重心
著者等紹介
高田宏[タカダヒロシ]
1932年、京都市生まれ。京都大学文学部卒業。光文社からアジア経済研究所、エッソ石油広報部を経て、作家。『言葉の海へ』で第5回大仏次郎賞、第10回亀井勝一郎賞、『木に会う』で第41回読売文学賞を受賞
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