平凡社ライブラリー<br> 続 聞書き・寄席末広亭―席主・北村銀太郎述

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平凡社ライブラリー
続 聞書き・寄席末広亭―席主・北村銀太郎述

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  • サイズ 文庫判/ページ数 233p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582763836
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0376

内容説明

席主・北村銀太郎の本来の仕事は、大工の棟梁。仕事の合い間に寄席に通い、娘義太夫を聞き、遊廓に遊ぶ道楽者。明治・大正・昭和を通して遊び抜いた、“新宿の大旦那”の気っ風の良い、色気のある人生を見習いたい。

目次

1 荒木町
2 寄席
3 初恋
4 新潟
5 建筑稼業
6 遊廓
7 大震災
8 六三亭
9 五代目左楽
10 戦争へ
11 戦後

著者等紹介

冨田均[トミタヒトシ]
1946年、東京生まれ。高校卒業後、映画制作にたずさわり、「ガラスと鏡」はモントリオール国際映画祭優秀賞を受賞。高校時代以来の「東京散歩」もいまや第10次になる。著書には、“東京三部作”と呼ばれる『東京徘徊』(少年社)、『私を愛した東京』(筑摩書房)、『住所と日付のある東京風景』(新宿書房)のほか、『東京映画名所図鑑』(平凡社)、『乱歩「東京地図」』(作品社)、『東京私生活』(作品社)などがある
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感想・レビュー

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oldman獺祭魚翁

36
図書館本これも行きつけの図書館の特集で見つけた1冊。したがって続とあるがこの前の本は読んでいない。新宿末廣亭の席亭 大旦那こと北村銀太郎氏の話をエッセイスト富田均氏が聞き書きとしてまとめたもの。前作は芸人の話が多いらしいが、こちらは大旦那ご自身の生涯を語ったという感じである。聞き書きという形態のおかげか気風の良い江戸弁で話される文章がとても気持ちが良い。以前幇間の游玄亭玉介師匠の「幇間の遺言」が同様の聞き書きだったが、あちらは浅草生まれの芸人、今回は四谷生まれの職人(本業は大工)なので、同じ江戸弁…続く2016/10/06

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