平凡社ライブラリー<br> 聞書き・寄席末広亭―席主北村銀太郎述

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平凡社ライブラリー
聞書き・寄席末広亭―席主北村銀太郎述

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582763799
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0376

内容説明

今日、寄席は追憶の夢を浮かべて走馬灯の如くくるくるまわる不思議な万華鏡の世界に近い。明治、大正、昭和の三代にわたって芸人たちと交友を深めてきた末広亭席主北村銀太郎翁が語る“芸人の世界”。

目次

名人
円生脱会
友人・恩師
寄席
二十年代(落語芸人;色物芸人;人物往来)
志ん朝登場
楽屋裏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゴロチビ

2
円丈の「御乱心」を読んで、もうちょっと詳しい話が知りたいと思い「2.圓生脱会」から読んでみた。北村席亭こそがあの独立騒ぎを潰した張本人かなと思っていたので。結論から言うと、それほど詳しい話は無く、芸は一流でも人間的魅力を欠く圓生が賛同者を集め切れなかったという見方。人間国宝だった五代目小さんすら若い頃の芸は全く評価されて無くて散々な言われよう。他には、八代目林家正蔵の襲名についての裏話などは読めて良かった。古い時代の寄席、噺家の話が大半なので、この人達を知っている世代ならもっと面白く読めただろうなと思う。2018/11/22

眼鏡

0
円生、円楽に対して当たりが強いような気がするけど、そりゃまあねえ…2016/01/27

梅薫庵

0
今にも通じる落語への愛情がこもった一冊。いくつもの名言にふむふむと頷くばかり。噺家や芸人、そして彼らを取り巻く人々の生き方も凄い。そのせいか、2001年より重版が無いのは、特に終戦直後からテレビ時代が始まるまでの時期の、麻薬や賭博を礼讃気味に書いているからか。2011/09/06

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