平凡社ライブラリー<br> キリスト教史〈2〉教父時代

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キリスト教史〈2〉教父時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 513p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582761689
  • NDC分類 192
  • Cコード C0314

内容説明

四世紀から七世紀初頭までの東西両教会の激動の歴史。ギリシアおよびラテン教父たちの思想と行動を中心に教会の発展と相剋の諸相を概括するとともに、西ローマ帝国滅亡後の新時代への大きなうねりを展望する。

目次

紀元四世紀(大迫害前夜におけるキリスト教;最後の迫害と教会の平和;四世紀前半の教会;アレイオスとニカイア公会議 ほか)
紀元五、六世紀(東西キリスト教間の溝の深まり;「キリスト論」をめぐる初期の論争―アポリナリオスからネストリオスまで;エフェソス公会議(四三一年)からカルケドン公会議(四五一年)まで
反カルケドン派の対抗 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

paumi

3
教義の調整、教父の黄金時代など、本書の時代は教義に関する躍進があったとみられる。そしてだいぶ後に修道院の台頭と成功。だいたいこんな感じ。読んだのだいぶ前なのでほとんど忘れてしまった…(ヽ'ω`)2018/08/21

さんとのれ

0
教会から見た教会史。ローマンカソリックに特に思い入れのない、単に事実としてのキリスト教史を知りたい者にとっては読みにくい。政治と深く関わる場面においても宗教面からの記述しかなく、理解しづらかった。正教の初期の歩みが多少なりとも知れたのはよかった。2013/10/29

onisjim

0
著者がアリウス派や単性説派などに向ける厳しい視線や物言いからは、よくも悪くもカトリックだなと感じさせられる。大学の演習で見かけるたぐいのあまりこなれていない訳文が目についてどうも読みにくいのが残念。2013/03/27

Atsushi Sakamoto

0
この時代、イエス・キリストが本当に愛されて、その愛によって信仰問答が生れていたことに気づかされます。今と比べるのはナンセンスだけれど、かっぽりあいてしまった部分が一番重要な部分だったなぁ思ってしまいます。2008/03/20

rbyawa

0
各巻の担当者、出身国が違う、というのは良いことなんだろうが、1巻2巻がフランス人というのは若干勘弁して欲しかった(3巻がイギリス人なので際立つ)、とも思ったのだけれども、まあ、カソリックと異端の関係、そもそもこの時点でまだ「フランスしかヨーロッパに存在しない」という時代では他に選択肢はなかったのかもしれない。カソリックのほうが正しいとは述べていたのだけれども、カソリックがわかりにくいのは多分認めておられるんだろう。難解すぎて言い回しがパン屋や風呂場で流行ったそうな。確かに早口言葉に似てる。うん。2009/11/22

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