内容説明
人間国宝が語る李朝宮廷料理の伝統、食卓の作法、キムチの意味。聞き手は食の第一人者、国立民族学博物館・石毛直道。確固たる民族の歴史に支えられた韓国の豊かな食のすべてが明かされる。
目次
両斑の一人娘として
李王朝
宮中飲食
宴の周辺
食事の作法
韓国料理の基本
ヤンニョムとコミョン
海の幸、山の幸
菓子と餅、茶と酒
信仰と食べもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シルク
14
わー、わー🥴 なんか、こういうの読みたかったよね…! って感じの本✨ 写真、図版は少なめで文字多め。筆者は縁あって、宮廷の台所に弟子入りして、宮廷料理を学んだ人。かと思えば、伝統的な、韓国のお母さんの台所の知恵的な話もちょこちょこ。「韓国の人は食べ物包むのが好きなの」とか「くれくれと騒がしい子供に先にちょこっとやって、口をふさいで静かにする」「私たちは冷やご飯をいかに美味しく食べるか、色々方法を持ってる」とか。めちゃくちゃ楽しい✨ 特に印象的なのが、筆者が日本に留学していた少女のときのキムチの思い出。→2025/08/05
takao
0
写真少し説明多し2018/01/26