テオリア叢書<br> フランス革命と家族ロマンス

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テオリア叢書
フランス革命と家族ロマンス

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  • サイズ B6判/ページ数 389p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784582744248
  • NDC分類 235.06
  • Cコード C0322

内容説明

なぜ王は首を刎ねられ、王妃は卑しめられたのか!?なぜ男たちは「友愛」を唱えながら、女たちに従属を強いたのか!?フロイトの精神分析を大胆に政治史研究に取り入れ、革命にうごめく政治的無意識を鮮やかに分析したフランス革命史研究の記念碑的名著。

目次

第1章 政治の家族モデル
第2章 良き父の盛衰
第3章 兄弟の絆
第4章 悪しき母
第5章 サドの家族政策
第6章 家族の復権
エピローグ 過去時制の家父長制?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジョンとらぼるた

3
「家族ロマンス」=両親に不満のある子供が自分は本当は王様や貴族の息子という空想を抱くこと。「フランスにおける親」=国王。家父長的存在。ルイ16世を打倒。父親殺し。家父長から善良な父親。女性の社会進出から政治の場における女性への排除。それらが小説、絵画、メロドラマに現れる。また各年代の文学作品における「家族」のテーマ、モチーフの変遷。新しい家族モデルの模索。家父長から兄弟の絆、悪しき母としてのマリーアントワネット、サドとフロイト。家族の復権。秩序を新しくする、乗り越える表象としての子ども。ペケポン。2012/11/26

かなり

0
資料。父親殺しの兄弟たち2010/01/29

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