テオリア叢書<br> 物語について

テオリア叢書
物語について

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  • サイズ A5判/ページ数 427p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784582744064
  • NDC分類 901.3

内容説明

世界を表象し構造化する〈物語〉についての学際的論集。

目次

歴史における物語性の価値〈ヘイドン・ホワイト〉
精神分析の対話における語り〈ロイ・シェイファー〉
ジャンルの掟〈ジャック・デリダ〉
秘密と物語のシークエンス〈フランク・カーモウド〉
ねじ曲げられた話―あるいは、物語、研究、シンフォニー〈ネルソン・グッドマン〉
小説にできること、映画にできないこと〈シーモア・チャットマン〉
社会劇とその物語内容〈ヴィクター・ターナー〉
物語の時間〈ポール・リクール〉
くらーい嵐の晩でした―あるいは、なぜ私たちは焚火のまわりに集まるのか〈アーシュラ・K・ル・グイン〉
補足的感想(物語のいかに、何を、なぜ〈ポール・ハーナディ〉;言語、物語、反―物語〈ロバート・スコールズ〉;物語の異型、物語の理論〈バーバラ・ハーンスタイン・スミス〉)
批判と応答(万人のための年表〈ルイス・O・ミンク〉;「変哲のない711年」―ヘイドン・ホワイトに答える〈マリリン・ロビンソン・ウォルドマン〉;現実の出来事の物語化〈ヘイドン・ホワイト〉;語りと語られるもの〈ネルソン・グッドマン〉;バーバラ・ハーンスタイン・スミスに答える〈シーモア・チャットマン〉)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひばりん

9
随分昔に読んだ本なのですが、うっかり登録し忘れていました。著者リストをみてください。デリダ、ホワイト、グッドマン、リクール、ル・グウィン・・・どうですか!?夢のワールドシリーズみたいな本なのに新装されないのが有り得ません。シェイファーなんかが顔を出してるのも嬉しいじゃないですか。編者のW.J.T.ミッチェルは、オクトーバーの編集者だったカリスマですよね、たしか。記号論/物語論の応用篇といった内容で、意見の応酬も繰り広げられ、そこらへんの現代思想入門なんかよりはるかに生き生きと思想を学べます。オススメ。2021/09/07

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