内容説明
人文科学と社会科学のクリティカルな境界領域に歩を進めつつ、現実的諸問題と結ぶ実践知として、大きく浮上しはじめた法哲学の新潮流。
目次
リベラリズムと共同体主義(森村進)
現代国家における法・社会・市民―準拠枠構築のための試論的考察(今井弘道)
実践的推論とルールの形成(小林公)
社会制御の裁判理論の可能性―「法と経済」アプローチの意味するもの(松浦好治)
科学・技術社会の法哲学(青山治城)
国際法史上の欧米中心主義―法学における欧米中心主義克服のひとつの試みとして(大沼保昭)
大沼論文に寄せて1(矢崎光圀)
2(千葉正士)
3(井上達夫)
現代の思想的状況―啓蒙の終焉?(長尾龍一)



